2009年8月14日金曜日

Windows の VirtualBox で Ubuntu 8.04

Windows の VirtualBox 上で Ubuntu 8.04 を動作させるときのメモ。

試した環境は、以下の通りです。 ・Dell Inspiron 530 (Intel Core2 Duo 3.00GHz, 2GB RAM) ・Windows Xp Professional Version 2002 Service Pack3 ・VirtualBox Ver.3.0.4 ・Ubuntu 8.04 LTS (VirtualBox 用イメージ)

1. VirtualBox をインストールします。

下記サイトからダウンロードして、インストールします。
http://jp.sun.com/products/software/virtualbox/get.html
ネットワーク関連ドライバをインストールするときに、警告が出ますが、無視して続けます。

2. Ubuntu の仮想イメージをダウンロードして、展開します。

下記のサイトからダウンロードします。
http://www.ubuntulinux.jp/products/JA-Localized/virtualbox
ubuntu-ja-8.04-virtualbox-i386.zip を展開して、
D:\Ubuntu-8.04-Japanese-VBox に置きます。

3. VirtualBox を起動して、新規仮想マシンの設定をします。





4. 仮想マシンを起動します。

5. 初期設定を行います。

言語、キーボードタイプ、タイムゾーン、ユーザ設定等を行います。

6. apt-get update, apt-get upgrade を実行しておきます。

# apt-get update
# apt-get upgrade

7. 一旦、仮想マシンを再起動後、Guest Additions をインストールします。

共有フォルダ等の拡張機能を使用する場合は、インストールが必要です。
あと、kernel をアップデートする度に、インストールする必要があります。

8. VirtualBox で共有フォルダの設定をします。

・Windows 側で、D:\VBoxShare フォルダを作成します (このフォルダを共有します)。
・VirtualBox で共有フォルダの設定をします。

9. 仮想マシンを起動し、シェルから以下を実行します。

マウントが確認できれば OK。

# mount -t vboxsf VBoxShare /VBoxShare
/sbin/mount.vboxsf: mounting failed with the error: Protocol error
と出る場合は、以下のコマンドを実行します。

# mount.vboxsf VBoxShare /VBoxShare

10. あとは、通常インストールの Ubuntu 同様に設定を行っていきます。

ネットワーク系のデーモンは停止しない方が良いようだ (ネットワークにつながらなくなった)。
Ubuntu インストール後にする設定
Ubuntu 起動時間短縮
Ubuntu 高速化

■ 2009/09/03 修正

Guest Addtion の再インストールに関する記述修正。

● VirtualBox, Guest Additions, 共有フォルダ, mount, mount.vboxsf

2 件のコメント:

bros. さんのコメント...

Guest Additions はカーネルモジュールなので、
カーネルを更新するたびにインストールするのが吉です。

まさお さんのコメント...

bros. さん

なるほど、修正しておきます。