日経 Linux 2009.1 の記事 「超速起動の Linux を作る」を参考に、Ubuntu の起動時間短縮を試みる。
■ bootchart 導入
# apt-get install bootchart
起動する度に /var/log/bootchart/intrepid-日付-*.png ファイルが作成される。
■ CONCURRENCY 機能を有効化
# vi /etc/init.d/rc CONCURRENCY=none を CONCURRENCY=shell に変更
■ /etc/rcS.d/ で起動される不要なサービスを停止する
# apt-get install sysv-rc-conf # sysv-rc-conf
不要なサービスを停止する ([X] を外す)
停止してもよいサービス一覧 (環境によって要調整)
サービス名 | 説明 |
apparmor | アプリケーションを攻撃から守るセキュリティツールを起動 |
dns-clean | PPP 接続などで DNS 情報をクリーンアップする |
pppd-dns | PPP 接続用の DNS 設定 ( PPP 使わないなら不要 ) |
nvidia-kernel | NVDIA の GeForce シリーズが必要とするカーネルモジュールをロードする |
pcmciautl | モバイル PC の PCMCIA の利用に必要 |
apport | クラッシュをリポートするツールを起動 |
avahi-daemon | ネットワーク版のプラグ&プレイサービスを起動 |
bluetooth | bluetooth 関連のサービスを起動 |
cups | プリントサーバやクライアントサービス |
dhcdbd | DHCP クライアントに D-Bus インタフェースを提供 |
hplip | Hewlett-Packard 製のネットワークプリンタを検出する |
laptop-mode | モバイル PC などでバッテリ残量に応じたパワー制御を行う |
powernowd* | CPU のクロックやコア電圧を制御して省電力化を行う |
■ 結果
現状 35 秒。(最初が何秒だったか調べていない…)
■ その他
USB (microSD) ブート Ubuntu の場合は、あとで bootchart をアンインストールしておく。
起動の度に、メモリ書き込みが発生するため。
# apt-get remove bootchart
■ 次やること
● Ubuntu, 高速化, 短縮
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