Ubuntu で、linux kernel をソースコードからビルドする場合、
make-kpkg を使うとパッケージとして管理できますが、
パッケージ管理しなくてもいいや、という時もあります。
例えば、kernel コンフィグの変更を試行錯誤したい場合とか。
(make-kpkg でやる場合って、全部ビルドし直しになりますよね?)
make-kpkg を使うやり方はこちら。
Ubuntu で kernel をソースコードからビルドする (make-kpkg 編)
1. kernel ソースを kernel.org からダウンロードします。
2. ダウンロードしたソースを展開します。
# cd /usr/src # tar jxvf linux-2.6.30.tar.bz2
3. 今起動している kernel のコンフィグファイルを /boot/ ディレクトリからコピーします。
# cd linux-2.6.30/ # cp /boot/config-2.6.27-11-generic .config
4. makemenuconfig を実行します。
ここで設定を変えてもいいです。
(変えたいときだけ変える程度)
# make menuconfig
5. ビルドします。
# make bzImage modules modules_install install
6. initramfs イメージを作成します。
# mkinitramfs -o /boot/initrd.img-2.6.30 2.6.30
7. /boot/grub/menu.lst を編集します。
# vi /boot/grub/menu.lst エントリーを追加 title Ubuntu 8.04.3 LTS, kernel 2.6.30 root (hd0,0) kernel /boot/vmlinuz-2.6.30 root=UUID=**************************** ro initrd /boot/initrd.img-2.6.30 quiet
● make, bzImage, modules, modules_install, install, kernel, build, カーネル, ビルド, grub, menu.lst, mkinitramfs, initrd.img, 作成
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